いつまでも自分の歯で爽やかで清潔な状態を保てるように、管理していきます。
口の中の汚れは虫歯や口内炎、歯周病などを引きおこすだけでなく、さまざまな最新研究から、口全身疾患とも関係があることが明らかにされています。
例えば、歯の数が少ないと、うつや認知症などになりやすいとも言われています。
歯が無くなっていき入れ歯(義歯)にすると、噛む力や口の衛生状態が悪化します。
また入れ歯の汚れは誤嚥(ごえん)性肺炎の原因の一つでもあります。
大切な自分の歯を少しでも多く残すことは、いつまでも食事を美味しく楽しむ喜びを噛みしめられるだけでなく、全身の健康にとってすごく大切なことなのです。
プラークとは、歯の表面についた白っぽいネバネバで、生きた細菌の大集団が苔のようにへばりついているものです。
歯みがきをして食べカスだけ取っても、ねばねばと付着しているプラークはなかなか取りきれないため、毎日歯をみがいても虫歯や歯周病になることが少なくありません。
歯石とは、プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したものです。
この状態になると、歯ブラシだけではとても取り切れません。
更に、表面がザラザラしているので、その上にもまたプラークが付きやすくなり、虫歯や炎症ある場合はさらにひどくなったり、口の中の状態を悪化させてしまう原因になります。